一条工務店のハグミーはとても安いと聞いたけど、結局、全部でいくらかかるの?
一条工務店のハグミーは、同社のラインナップの中でも最もリーズナブルな新築住宅です。
業界最高レベルの性能と充実の標準仕様で、本体価格1,490万円(税込1,639万円)~を売りにしていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
本体価格とあるので、それ以外にも費用が掛かるのでは?と思った人、鋭いです。
実際には本体価格+付帯工事費+オプション費+その他費用がかかります。
では総額でいったいいくらになるのでしょうか。
この記事では一条工務店のHugmee(ハグミー)は総額いくらかかるのかを徹底解説します。
結論
建物本体価格のほかに必要な費用は合計すると800万円前後です(太陽光を付けない場合、600万円前後)。
記事の執筆者
・2024年に一条工務店のi-cubeを契約
・住宅関連情報を発信する一条ライフを運営
注文住宅受注数No.1のハウスメーカーの一条工務店。
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一条工務店「ハグミー」とは
一条工務店は、2023年に設立45周年を迎え、それを記念して2023年1月より全国で販売を開始したのが新商品「HUGme(ハグミ―)」です。
ハグミーは、業界最高レベルの性能と充実の標準仕様を、本体価格1,490万円(税込1,639万円)からと、一条工務店のラインアップの中で最もリーズナブルな価格で提供しています。
加えて設備や性能、外観を好みに合わせて自由にカスタマイズすることができるので、住宅を初めて取得する若い世代の方をはじめ、幅広い方々の選択肢の一つとなります。
ハグミーには、設計士がプロの視点で暮らしやすさを追求した100のプランが用意されているので、理想の住まい方に合わせて選べます。
ハグミーの価格
ハグミーは、本体価格1,490万円(税込1,639万円)からの価格設定となっていますが、この本体価格には、敷地調査・建築確認申請・仮設工事・外構工事・屋外給排水工事・照明・登記等の費用は含まれていません。
一般に、本体価格といえば、これらの費用は含まれていないことが多いですが、これらのうちのほとんどはどうしても必要になってきます。
建物本体価格のほかに必要な費用は合計すると800万円前後です(太陽光を付けない場合、600万円前後)。
各費用についてどのようなものか説明していきます。
価格 | |
本体価格 | 55万円(坪単価)×坪数 最低価格 1,490万円 |
建築申請費 | 約40万円 |
付帯工事費 | 約162万円 |
ベタ基礎 | 約34万円 |
照明費 | 約10万円 |
その他手数料 | 約40万円 |
外構費 | 約100万円~200万円 |
太陽光発電システム(オプション) | 約200万円 |
消費税(上記合計額×10%) | 約210~220万円 |
本体価格以外の費用合計 | 約796万円~906万円 |
合計金額 | 約2,280万円~2,300万円 |
なお、上記の見積りは実際の見積りを参考に作成しています。
そのため信憑性はかなり高いです。
実際の見積り(2024年10月末)
敷地調査費
敷地調査は、建築予定地について、何らかの法規制を受けていないか、電気・ガスといった設備はどこまで来ているのか、といった敷地の状況を調べるためのものです。
一般にハウスメーカーや工務店の社員が行いますが、測量が必要であったりして社員ではできない場合には、測量会社に委託されることもあります。
一条工務店では敷地調査費は建築費用に含まれているため、追加料金はかかりません。
しかし、敷地調査の結果、地盤強化の必要性が生じる場合は数百万円の追加費用が発生する可能性があることを念頭に置いておきましょう。
建築申請費用
建築確認申請は、新築工事が建築基準法や条例に適合しているか検査機関に確認を受けるものです。
申請に必要な書類は、建物の設計図、工事計画書、付近見取り図、構造計算書などで、提出先は、自治体の建築主事または民間の指定確認検査機関となっています。
建築確認申請手数料は建物の床面積により異なりますが、一般に、2~3万円程度です。
ハグミーは長期優良住宅の基準を満たすため、その申請も行うのが通常です(住宅ローン減税などのメリットがある)。
こうした建築申請費用でおおむね約40万円がかかります。
付帯工事費
付帯工事費には以下のものがかかります。
- 仮設工事費(約90万円)
- 屋外給水設備工事(約22万円)
- 屋外排水設備工事(約31万円)
- 屋外雨水設備工事(約18万円))
仮設工事費は高所作業用の足場や現場作業者用の仮設トイレを設置するなど、工事のための一時的な設備の設置などに必要な費用です。
屋外給排水工事は、家と家の近くの公共用地に埋設されている上下水道施設をつなぐ屋外の配管工事です。
家から公共の上下水道施設まで菅を敷設しますので、菅の敷設延長や高低差等により費用は変わってきます。
一般に、屋外給排水工事に費用は、家本体価格の10%程度が目安とされています。
外構工事費
外構工事は、庭やガレージといった建物周辺の環境を整える工事全般を言います。
防草目的で砂利を敷く程度であっても1平方メートル当たり5,000円前後かかります。
ガレージや車庫、壁、コンクリートやタイル・アプローチなどで200万円を超える費用が見込まれます。
また、高級感のある外構を導入する場合はさらにお金がかかり、400万円以上と大きな出費が見込まれます。
ベタ基礎
ベタ基礎は、建物の下にある板状の鉄筋コンクリートのことです。
一条工務店では性能に優れたベタ基礎を採用します。
その分、コストがかかりベタ基礎で約34万円の料金が発生します。
照明の費用
照明器具の費用も一般的には建物本体の工事費用に含まれていません。
自分の好みの照明器具を購入して付けてもらうことになりますが、一条工務店オリジナルLED照明パッケージだと、建物の坪数により変動しますが10万円程度がかかります。
その他手数料
その他手数料として所有権保存登記料があります。
所有権保存登記はその建物の所有者を明示するためのもので、建物が所在する法務局に対して行われます。
これが無いと、建物に抵当権を設定して住宅ローンを組むことができず、また、建物を売ることもできません。
家を新築すると所有権保存登記が必要になりますが、この費用は20万円程度となります。
その他、事務手数料などが発生する可能性があるためその他費用として40万円程度を見込んでおきましょう。
オプション料
建物の性能を上げたり、内装を充実するためにオプション費用が発生することがあります。
例えば、ハグミーに全館床暖房を設置する場合、坪単価1.8万円で設置することになります。
なお、最も高価なオプションは太陽光パネル+蓄電池です。
併せて200万円以上はかかると思いましょう。
ただし太陽光発電は初期投資はかかりますが最終的に電力消費と売電で回収することができます。
他にもカップボード、タンクレストイレなどで多額のオプション費用が発生することがあります。
ハグミーの標準仕様
ハグミーの標準仕様は、充実の設備と性能が備わっていますので、いくつかを紹介します。
住宅性能
家づくりでは耐震性が重視されていますが、ハグミーの耐震性は、高耐久・高耐震のコンクリート基礎により、建築基準法の2倍、最高の耐震等級3よりも強い耐震仕様となっています。
そのため、住まいが倒れないことはもちろん、揺れによる屋内の損傷も抑えることができます。
断熱性では、グラスウールよりも断熱性に優れ湿気にも強いEPS断熱材、熱や紫外線を遮る複層ガラス樹脂サッシ、熱の出入りを抑制する断熱玄関ドアの採用により、業界最高レベルの超気密・超断熱を実現しています。
そのほかの特徴は以下の通りです。
- 綺麗な空気を24時間保つ全館換気システム(ロスガード)
- シロアリや腐れを防ぐ部材の防腐防蟻処理
- 将来のメンテ費を抑える外壁全面タイル貼り
このように低価格でありながらも非常に性能の高い住宅を建築することができるのがハグミーの大きな強みです。
毎日の暮らしを便利にする設備
ハグミーの標準仕様では、毎日の暮らしを便利にする設備も充実しています。
キッチンは、料理をしながら子供らを見守れるオープン型キッチンで、クッキングヒーターは水なし両面焼きグリル搭載の3口IHです。
お湯は370リットルエコキュートで効率良くつくることができ、浴槽は追い焚きが必要ないほどの真空断熱保温浴槽となっています。
床は、EBコートフローリングで、手入れが簡単で汚れが付きにくく、擦り傷に強いワックスフリーの床材です。
ハグミーのオプション
ハグミーは、標準仕様が充実していますが、オプションを付けることで、より快適な住宅環境にすることができます。
多くのオプションのうち、いくつかを紹介します。
- 全館床暖房
- うるケア(全館加湿機能)
- 防犯トリプルガラス
全館床暖房
一条工務店の新築住宅の特徴の一つは全館床暖房で、ラインアップの中ではハグミーを除くすべてに標準装備されています。
この全館床暖房をハグミーにも設置することができます。
全館床暖房を設置すると、リビングはもちろん玄関や廊下、脱衣所やお風呂に至るまで暖かく、エアコンのように上下の温度差もありません。
また、ストーブやファンヒーターのように火元がないので、小さな子供やお年寄りにも安心です。
全館床暖房の費用は、部屋の広さ等により異なりますが、50~80万円程度となります(坪単価約1.8万円)。
うるケア(全館換気システムに加湿機能を追加)
ハグミーの標準仕様には、全館換気システムが付いていますが、オプションでこれに加湿機能を追加できます。
一条工務店とパナソニックが共同開発したシステムで、換気システムに繋がった加湿ユニットにより、換気された空気が加湿されて家中に行きわたります。
加湿ユニット内の加湿用の水は、1日1回自動的に、排水され、乾燥され、再度給水されるので、メンテナンスフリーで清潔です。
この加湿システムの費用は、10万円程度です。
高性能樹脂サッシ(防犯トリプルガラス)
ハグミーには、標準仕様で高気密・高断熱性能を有する樹脂サッシが付けられます。
これは、アルミサッシに比べ3倍の断熱効果を有し、ガラスは2重になっています。
最近は、強盗など物騒な事件が多発し防犯対策の強化が言われていますが、ハグミーでは防犯対策がなされたサッシのオプションも用意されています。
標準仕様ではダブルガラスであったところが、オプションでは、防犯ガラスを加えたトリプルガラスとなっており、防犯性が高まっています。
このオプションの防犯ガラスは、厚さ3mmのガラス2枚の間に、特殊な樹脂膜を加熱・圧着したもので、ハンマーなどによる打ち破り行為があっても容易には破れません。
また、台風や竜巻などで飛来物があっても簡単には破れず、万一破損しても、ガラスの室内飛散は最低限で済みます。
このオプションのトリプルガラスサッシの費用は、2万円/坪程度です。
口コミ
ハグミーはリーズナブルなんだけど、安い分、評判は悪いんじゃないの?
本当に良い家なの?
一条工務店のラインアップのうち最もリーズナブルなハグミーですが、評判は本当に良いのか気になりますよね。
口コミをまとめたのでご覧ください。
良い口コミ
・イニシャルコストもランニングコストもコスパが高い
・規格住宅なので打ち合わせが少なくて済む
・性能は一条工務店の他のラインナップと同基準なので良好
・間取りプランが100種類から選べる
断熱性能が凄い
コスパが凄い
悪い口コミ
・規格住宅なので間取りや設備などの選択肢が少ない
・オプションを付けすぎると注文住宅とあまり値段が変わらなくなる
・規格住宅なので建てられる土地の形が制限される
・一条工務店の紹介制度(一条工務店オーナーからの紹介を受けて施工する場合に割引される)を利用できない。
口コミが良いものにしても悪いものにしても、ハグミーは、注文住宅ではなく規格住宅であることが、評価の決め手になっているようです。
一条工務店のその他商品のラインナップ
ハグミーは一条工務店の中で最もリーズナブルなものです。
その代わり、100の間取りから選択する規格住宅となります。
アイ・スマイルは間取りが4,000プランとなり、選択肢が大きく広がります。
アイ・スマイル+以降は間取りを自由に設計できるプランとなっています。
以下は35坪の住宅を建築することを想定した建築費の総額です。参考にしてみてください。
【一条工務店】35坪の建築費総額
建築費総額 | 坪単価(税抜き) | 建物価格(35坪) | 付帯工事費等 | その他手数料 | 消費税(10%) | |
ハグミー | 2,873万円 | 55万円 | 1,925万円 | 647万円 | 40万円 | 261万円 |
アイ・スマイル | 3,065万円 | 60万円 | 2,100万円 | 647万円 | 40万円 | 278万円 |
アイ・スマイル+ | 3,220万円 | 64万円 | 2,240万円 | 647万円 | 40万円 | 293万円 |
アイ・キューブ | 3,335万円 | 67万円 | 2,345万円 | 647万円 | 40万円 | 303万円 |
アイ・スマート | 3,528万円 | 72万円 | 2,520万円 | 647万円 | 40万円 | 321万円 |
グラン・スマート | 3,643万円 | 75万円 | 2,625万円 | 647万円 | 40万円 | 331万円 |
グランセゾン | 3,720万円 | 77万円 | 2,695万円 | 647万円 | 40万円 | 338万円 |
詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ハグミーの総額|まとめ
一条工務店が2023年より販売を開始したハグミーは、業界最高レベルの性能と充実の標準仕様を、本体価格1,490万円(税込1,639万円)から提供しています。
ただし、この本体価格には、建築確認申請・仮設工事・外構工事・屋外給排水工事・照明・登記等の費用は含まれません。
本体価格に含まれていないこれらの費用は、家を建てるとなると実際に必要なもので、合計すると800万円前後となります(太陽光を付けない場合は600万円前後)。
これら費用のほかにも、ハグミーはオプションが豊富なので、それにこだわったり、住宅用地の都合により地盤改良が必要だったりすると、別途の費用が必要となってきます。
住宅を検討する際は総建築費を想定してから決めるのが大切です。
オプションを付ける場合、ハグミーは思いのほか高くなる場合があります。
その場合は、i-smileや自由設計のi-cubeを検討してみるのも良いでしょう。
注文住宅受注数No.1のハウスメーカーの一条工務店。
その理由は、高性能な住宅をリーズナブルに購入できる点です。
価格・見積もりも明確かつシンプル。ストレスがかかる価格交渉は必要ありません。
一方、一条工務店では値引きがありません。
しかし、紹介特典を使用すれば30万円分のオプションが無料で手に入ります。
紹介を受ける前に住宅展示場に行くと、紹介特典が今後一切受けられなくなります。
損をしないよう、一条工務店を検討している人は必ず利用しましょう。
ハグミーとアイ・スマイルでは紹介特典は適用されませんが、途中でi-cube、i-smartに変更した場合に紹介特典が適用できます。
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